48JIGEN *Reloaded*

スピードハックス / 大橋悦夫 佐々木正悟

2008/05/03

会社の上司の薦めで読んだ本。
すぐに使えるアイデアが多くて、面白かった。

こういうアイデアを常に試行錯誤して自分の頭と体に1つ1つインストールしていくことが、
仕事のスピードを確実に上げる道なんだと思う。

いくつかは実践済みだけど、
主に後で思い出す用に、記憶に残った部分をメモ。

・作業時間は「分単位で」見積もる
  - 一つの作業に対する見積もり時間が1時間を越えるようであれば、その目算は大きく外れる可能性が高くなる
   ⇒作業を細かく分解する。
    メリットは4つ。
     * やるべきことが明確になる
     * 達成感が何度も味わえる
     * 進捗状況が明確にわかる
     * あとどれくらいの時間で終わるかがわかる
   ⇒細分化したら、確実にこなしていく。

・タスクの名前を実態に合わせて付け直す

・1日を複数のセクションに分け、時間の必要なタスクを適切に配置する
  - 9:00~12:00, 12:00~15;00, 15:00~18:00 など

・似た作業はまとめて同じ時間帯にこなす

・オンラインで作業記録をつける
  - http://slimtimer.com/

・脳内の”ご褒美の記憶”を利用する
  - 5ないし10タスクをこなしたらチョコレートを1つつまむ、など

・1つの作業を終えたら、とくに疲れていなくても、次の仕事にとりかかる前にいったん席を離れて、休憩をする

・「寝かす時間」を意識して挟み込む

・仕事を区切って「注意力」を出す
  - 人間はわかりきった作業を繰り返すと、注意力が抑制される(ルーチンワーク)
  - 自分の中のロボットが成熟すればするほど、作業自体に注がれる注意力は、低下していく
  - 問題は、作業に必要な精神力を定かに決められないような仕事のやり方。
   自分の中のロボットが使えるエネルギーである「やる気」は有限。
    a. いつ終わるかわからない仕事は、無限のやる気を要求するように見えるため、実際には有限のやる気を最低限度しか使えなくなる。例えば、いつ終わるかわからない冬を越すために使用する灯油の量を最小限にするように。
    b. 仕事を適切なサイズに区切って、有限のやる気を定量に配分して使う。例えば、あと1月で冬が終わると予想をつけ、備蓄していた灯油の使用量を30で割って使うような計算が可能になる

・「考える作業」と「手を動かす作業」を分ける
  - 手を動かし始める前に、必要な材料を揃えるための考える時間が必要
  - 机に向かったら、ひたすら手を動かす時間として使ったほうが効率がよい

・メールを読み書きする時間を決める
  - 1日に2回ないし3階程度、メールを読み書きする時間を確保して、それ以外は見ないようにする

・10分やったら2分休む、1時間やったら30分流す
  - 休息を意識的にとることで、仕事のスピードを維持する

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