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なぜか、いつも会話がはずまない人へ / 大畠 常靖

2008/07/13

まじめな人向けの、会話を楽しむための考え方の本。
俺、真面目だから、すごく参考になった。

■楽しく会話がしたいのに

・初めての人と会話するときに、話が続かなかったり、息苦しくなってしまう人
 ⇒自分のことを相手にわかるように話す訓練ができていない

■<まじめな人向け>会話のポイント

・「自分が何を話すか」ではなく、「相手に何を話してもらうか」を考える。
 相手が話したい話題を考える。

・会話の目的は、その場を楽しくすること。
 論理や正しさよりも、”感じ”を伝えて、心の交流を図る。

・気持ちのやり取りを大切にするために、時には間違いを見過ごす

・面白いと感じさせる話の条件
  - 話の構成に驚きがある
  - 話の先が読めない
  - 内容よりも、話し手の気持ちが伝わる
 ⇒人を傷つけない範囲内で、まじめな話から脱却すること

■さらに進んだ会話術

・言葉だけでなく、目でも話す
 ⇒相手を見るときには、目を中心に顔全体を柔らかく見る

・挨拶の延長で会話をすれば、会話に入りやすい

・話題は「タノシキナカニ衣食住」で探す
 ⇒旅、ノスタルジー(思い出)、仕事・出身・趣味、季節・気候、仲間、家庭、ニュース、衣食住

・どういうことを聞いたら相手が質問に答えてくれるか、
 その答えをどうしたら会話に発展させることができるかを事前に考える

・悪口は、最初は聞いていても、それがいつまでも続くと嫌なもの
 ⇒話題を変える努力をする

■人付き合いに活かす会話

・雑談の内容も記憶する

・おもしろくない集まりでは、なぜおもしろくないかを分析すると面白く感じる

・自分が何かの働きかけをしたときに、相手がどのような反応をするか予測する。
 予測できない場合、相手の反応が限定できる、異なる働きかけをする必要がある

・NHKニュースで相槌をうつ練習をする
 ⇒漫才師・南都雄二さんが実践した漫才練習法

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