はじめての課長の教科書 / 酒井穣
2009/04/26
ミドル・マネジメントが抱える問題について
現実的な視点から取り組むべき姿勢やポイントが書かれてます。
amazonの書評レビューがやたらと高得点なんだけど、
自分としてはそこまで高い評価ではなかった。
大事な考え方が1つのっているというよりは、
実際の局面局面でのポイントが多数書いてあるんだけど、
その分各ポイントの主張が弱いような気がしたからかな。
印象に残った点をメモ。
・課長は情報伝達のキーパーソン。
課長のところで経営情報と現場情報が交錯する。
すなわち、
・現場の情報は課長に上げられる
・トップの経営判断は課長に下ろされる
・「風通しの良い企業」では、経営情報も現場情報も相互にたくさん飛び回っている。
このため、社内での意思疎通が比較的容易だが、
情報の取捨選択は個人に任される。
・ミドルの重要な2つの活動。
1、末端社員の情報を集め、重要な現場情報を経営へ引き上げる
2、経営者の夢やビジョンを、現場の言葉に翻訳して末端社員へ伝える
about me
@remore is a software engineer, weekend contrabassist, and occasional public speaker. Read more